LT−1搭載車に限ったハナシではないと思いますが、排気量の大きなV8を積んだアメ車の場合、やっぱり水温は気になるところですね。もっともビッグブロックなんかを積んだ古い年式のクルマでは無いので、オーバーヒートしてしまうような事態に陥った事はありませんが、それでも渋滞にハマった時などラジエターに風が当たらないと、水温計の針はグングン上昇していきます。ワタシのクルマの場合、夏場はエアコンをONにしておけば、連動して電動ファンの1つが回るので水温は安定しますが、通常はサーモスタットの開く温度設定のせいなのか、コンピューターのせいなのか分かりませんが、水温計のレッド直前まで針が行かないと、もう1つのファンは回ってくれません。走り出して多少なりとも風が当たれば、水温は下がり(針も)安定しているのですが、かなり長時間水温計の高い位置を針が指しているので、精神的に良くありません。以前、気になって何件かのショップで徹底的に調べてもらった事があるのですが、どのショップもサーモもコンピューターにも異常は無く、各部の水温も計測した結果、若干高めではあるものの、問題になるほどの事では無い、という診断でした。

しかし、若干とはいえ停車中でエアコンOFF時などは水温が高めなのは確かで、しかも下がりが遅いのも事実です。もう少し水温計の針を安定させてやらないと、ワタシの精神も安定しません。コンピューターの設定を簡単に操作できるプログラマーも市販されているようですが、なにせ高価!そんな物を手に入れるにはやはり先立つモノが・・・。そこで、いつもの様に安い・早い・美味いの3拍子揃った貧乏チューニング方法を考えた結果、スイッチのON&OFFで任意に作動可能な電動ファンを追加してやる事にしました。
で、いろいろと探したんですが、条件に見合う物がなかなか見つからないんですね。条件と言うのは、まず安価であること、そして軽量&コンパクトですね。
中古パーツや解体パーツなどもあたってみましたが、小さくて軽いっていうのが無いんです。今回追加する電動ファンは、あくまで渋滞時などに前方から風を当ててやる為の、いわば補助的なモノです。ラジエターの前の限られたスペースに取り付けるため、小さく(薄く)て軽くなければいけません。国産の小型乗用車用と言っても結構な大きさで、補助的用途には少々立派過ぎます。しかも以外に高価なんですね。ま、アメ車用のアフターパーツなんかには、様々なタイプの電動ファンが市販されているので、それを使用すればハナシは簡単なのですが、それではイケマセン!やはりココはいかにお金をかけず、バッチリな物に仕上げるか?これが肝心です。
そして、見つけたのがコイツ。まぁ、結局またネットオークションなんですが、格安で手に入れました。カワサキのZX−6Rと言うバイク用の電動ファンです。しかも新品同様!なんでも新車から外したモノだそうです。どうやら前の持ち主はサーキット走行オンリーのレーサーなのでしょう。ほとんど新品ですから状態も悪い訳がありません。これはラッキーでした。水冷エンジンのオートバイ用ですから、大きさもほど良く軽量です。ただ、問題はコイツをどうやって取り付けるかです。
まずは3本の取り付けステーのうち、下部に来る一ヶ所ですが、これはラジエター最下部のスチール製フレームにある既存の穴をボルト穴として流用します。位置的にはラジエターに風を当てるプラスチック製のベロのすぐ上です。この穴を利用してL字型のステーを組み合わせてコの字ステーを取り付けます。コの字の大きさはつまりラジエター本体とファンとの距離になりますので、何回かトライ&エラーを繰り返しての結果、このような感じになりました。
ファン自体には元から3本の取り付けステーがあります。なんとかコイツを利用して装着する事にしましょう。
ステー自体はホームセンターなど売ってる汎用のステンレス製です。いろんな大きさがあるので、使えそうな物を選ぶのに時間が掛かりました。