リペアマニュアルを参照すると、’95年型でへヴィデューティクーリングシステムを選択した5,7リッターエンジン搭載の車両の場合、冷却水量は14,6 QT(クォート)と記載されています。リットルに換算すると13,8リッターくらいですか。となると、4g×2=8リットルのクーラントは少々多いのですが、万が一トラブルか何かで足りなくなる事態になっても安心というコトで、多めに用意しておきました。
まずはフロントを少しジャッキアップし、ラジエター下にもぐり込んでドレインキャップを緩めます。ラジエターのドレインは左下(運転席側)にあります。緩めるとすぐに古いクーラントが排出されてきます。リザーバタンクのキャップを開けると、さらに勢い良く排出されます。真下にバケツ等を置いて流れ出たクーラントを受けます。
排出されるクーラントをなるべくこぼさない様に受けます。しばらくすると排出が止まりますが、これだけではラジエターの中にあった分と、リザーバタンクに入っていた分程度しか抜けません。ホントはエンジンブロックに設置されているドレイン(砂抜きプラグ)からも排出させて、エンジン内に残っている古い冷却水も抜きたいところですが、エンジン側のドレインプラグから抜く作業は、位置的にも死ぬほど困難な作業になるため諦めます。
そうこうしているうちに、ドレインからの排出が止まりました。もちろん例外もありましょうが、一般的に普通乗用車の場合、ラジエターのドレインから排出された冷却水の量×2倍の量が、そのクルマの全冷却水量と言われています。大排気量V8エンジンのアメ車も、これにあてはまるかどうかは分かりませんが、今回初めに抜けた量(約6〜7リットル前後)など計算した結果、ほぼそれ位かなぁ?という感じでした。それにしても・・・5年間経過したクーラントのこの色!まるでトマトジュースですよ。後ほど新品のクーラントの色が分かりますが、あまりの違いに絶句・・・。
しかし、今回の作業はエンジン内はもちろんヒーターコア内など古い冷却水はすべて排出し、真水で全ての水路を洗浄した後、新しいクーラントに全交換する事が目的ですので、多少工夫しながら作業していきます。まずは、サーモを一度取り外すために、インテークのエルボ部を撤去します。