このクルマに乗るようになって、今回初めてPCVバルブを交換しました。ヘインズ等の整備書やマニュアルには30000 miles(48,000km)で点検&交換等とありますが、ちょうど良い時期かも知れません。PCV(Positive Crankcase Ventilation)とはいわゆるブローバイ還元装置です。 燃焼室からクランクケースに入っていく未燃焼ガスを再燃焼させるために、インテークマニホールドに戻すワンウェイの弁です。簡単にいうと、『クランクケース内の圧縮漏れのガスを再利用しつつ、綺麗な空気をクランクケースに逆流しないように送る為の一方通行の弁』ですね。こいつが詰まったり動作不良を起こすと、アイドル不安定やエンストなどが起るようです。時にはオイル漏れの原因にも発展するようなので要注意ですね。
               
LT-1独特の例のホームベースが付いている方は、当然それをまず取り外すコトが必要です。ワタシの場合は、もともとホームベースは取っ払っていたので、比較的PCVへのアクセスは簡単ですが、それでも多少ホース類や配線等をよけながらの作業になります。以前のモデルのようにバルブカバーに設置されていないので、ちょっとばかり交換作業はしにくいですね。
LT-1エンジンの場合、PCVは左バンクの中央付近にあります。画像ではちょうど中央あたりです。
←インマ二へ繋がるホースとPCVは、ゴム製のエルボで接続されています。まずはそのエルボごとホースを引き抜きます。PCV自体はグロメットに刺さっているだけですので、これも手で簡単に引き抜けます。PCVバルブが正常に動作しているかどうかのチェックは、エルボからバルブを抜かずに取り外し、そのままエンジンをかけてバルブを指で塞いで負圧をチェックします。
→これが取り外したPCVバルブです。エンジンをかけた状態で手で塞いで負圧をチェックする以外に、バルブ自体を手で振ってみて『カチカチ』と音がするかどうかも試します。カーボンの堆積などでバルブが固着していると、振ってもカチカチ音はしません。こうなると即交換が必要です。ワタシの場合はかろうじてカチカチと音はするものの、手の振りの割には動きが重く、反応も鈍い感じで『詰まりかけ』の様な状態でしたね。